本多 喜悦の日記

経営コンサルタントです。中小企業診断士、ISO9001主任審査員、ISO14001主任審査員の資格を持っています。日常の行動、考えること、感じたことについて書いています。
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久しぶりの北陸

6年ぶりの北陸へ行ってきました。

小松と金沢です。

 

小松は新幹線工事が始まりクレーン等が盛んに動いています。

小松と金沢の間の能美市を通った時は新幹線の橋脚が何本か林立しています。

新幹線の工事ではやはり経済効果があり、また開通後にも期待がありました。

小松では改めてコマツの影響力の高さが伝わってきました。

 

また、今回歌舞伎が盛んなことが“こまつ曳山交流館”を訪れた時の説明で初めて知って、昨年は酒田のこども歌舞伎が当地を訪れたそうで、まさに酒田と小松は交流があることを学びました。

 小松の発祥は加賀百万石の3代目利常が若く隠居して(幕府から警戒されないように)この地に小松城を築城して、主に文化芸術を推奨したのが、町民の“曳山子供歌舞伎”につながったとの説明でした。

なるほどと思いました。

 その意味で文化芸術ははやり経済的に豊かなところに息づき、色んな都市に伺いますが、今度その目で見て行こうと思いました。

 

 金沢は以前より増して、外部との交流が多くなっている(観光客、ビジネス)と感じました。

駅前の観光案内は20時までオープンだし、街のガイドさんなど安心して楽しめる街であると今回は特に感じました。やはり、経済的にも精神的にも豊かさを感じました。

エピソードを一つ

“不室屋”でお土産の“宝の麩おすまし”を買って、FUMUROYAカフェがあるというので歩いて数分の所で“生麩ぜんざい”を食べて会計をしようとして、お土産をカウンターに置いたところ置き方が不十分でバランスを崩して床に落ちてしまったのです。

 店の人に「宝の麩ですが、大丈夫でしょうか?」と聞いたら「商品によっては中身が出たかもしれません」とのこと。

 心配になって、店に戻ってその経緯を説明したら、包み紙をほどいて確認して見せてくれて「大丈夫です」とのこと。でも新しい商品と取り換えてくれました。

 感動してすっかり不室屋のファンになってしまいました。

 

もう一つ、金沢と言えば九谷焼。自分で湯飲みは買ったことがない(これといった意識を持っていなかった)ので

同じ駅ビルに入っている陶器屋さんにぶらりと入りました。

 千円台から2桁万円までの湯飲みが並んでいました。しかし、選び方が分からない、自分の好みが分からない、つまり何を買えば良いのかが分からないのです。しばらく行ったり来たり。

 店の方と思しき人に「どう選べば良いのですか?」と恥ずかしながら聞きました。

困ったようなそぶりを見せながら「色、形、大きさ、デザイン、持った感じ、(つけては困るけれど)口にあてた感じ、(猫舌であれば)厚み、長く使うので自分が他の商品を選ぶときにどんな選び方をしているかなどですよ、値段は関係しなくて良いですよ」とのこと。

なるほどと思い、またしばらく行ったり来たり。今度は手に取って、口の辺りまで持ってきたり。最後まで迷ったのは松竹梅の図柄と現代風のもう一つ。結果として後者を買いました。

その間、約40分。店の方も良く辛抱してくれたと思います。

 

 翌日、3時間ほどの時間があったので、茶屋街とその近くの泉鏡花記念館、金沢21世紀美術館の3カ所に絞りました。

まさに伝統的な金沢とそれから生まれた作家、現代の金沢。茶屋街では「三味線を習いませんか」というような張り紙があると思えば金箔アイス。これは食べたいと思ったけれど2月の朝9時半ではパスしました。

 

そこから歩いて5分で泉鏡花記念館。以前ちょっと読んだのでそれなり面白い。不条理、半透明な世界や人間観を感じて、異質な時間を享受しました。

 

 今回の圧巻は金沢21世紀美術館。あまり期待しなかったせいか特に面白かった。チケット売り場にいったらディズニーランド、USJ、スカツリー並みの行列でカルチャーショック。これでは時間的に無理と判断して市民ギャリーなど無料展示室を回りました。  

 これがまた面白い。常設展の他に今回は金沢美術工芸大学の卒業生の作品展示で多くありました。

画風として油画の他に日本画もあるのです。印象に残ったのは若冲の模写や若い感性での日本画です。他にも、彫刻、デザイン、映像、陶芸、染物、金工など若い感性での多種多様で、アッという間に1時間半は経ってしまいました。非常に面白く、これも私の日常とは異質な時間を頂きました。

 

 城下町で伝統的な時空間と日常生活、これから時代を作る感性が同時に存在している町であると思いました。金沢という町の規模からしても丁度良いバランスなのかもしれません。

 町全体がテーマパークとなっている京都とは違う印象です。

                                               以上

 

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